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157件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2017-05-18 第193回国会 衆議院 憲法審査会 第5号

しかし、この連邦国家的な幕藩体制も、明治維新を経て、天皇中心とした立憲君主制へと移行しました。薩摩や長州を中心にした日本指導者たちが選んだ国家統治方向性は、新政府のもとに権力を集中させて、外部からの脅威に対峙し、列強に伍していく体制をつくること、富国強兵を可能にする中央集権制度であったと思うのです。  

中川正春

2017-04-26 第193回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第6号

ただし、引っ越しも断交もやっぱり事実上八百万人ぐらいの人が往来しているからできない隣国だということで、これは戦略的利益を共有しているというふうに総理施政方針演説でも言及しているんですけれども、この意味はやっぱりある程度また考える必要があると同時に、日本韓国体制は同じは同じなんですが、ただ、大統領制議院内閣制立憲君主制共和制というふうに、かなり違う側面もあるということを知るべきです。  

小針進

2016-11-17 第192回国会 衆議院 憲法審査会 第2号

いわゆる八月革命説から大日本帝国憲法改正という手続をとった日本国憲法でありますが、大日本帝国憲法は、立憲君主制のもと、国会開設を目指した自由民権運動アジア初憲法制定、そして、大正デモクラシー普通選挙法などの民主主義の実現という成果を上げる一方、天皇大権を利用した軍部などの台頭を抑えることができず、報道の自由などもないがしろにされ、明治憲法体制全面的崩壊現象が昭和二十年に起きたと考えております

武正公一

2016-03-22 第190回国会 参議院 法務委員会 第4号

修正第一条は、ヨーロッパの絶対君主制宗教迫害から逃げるために大西洋を渡った建国の父たちの基本的な価値観を反映していると言えます。  この原則によって、幾ら過激であっても思想の表現、例えばナチス風ユダヤ人をやじるデモ、クークラックスクランの十字架燃やし大会、同性愛者は罪人であると叫ぶキリスト教原理主義者のパレードを行う権利は、全て憲法上保障されています。

スティーブン・ギブンズ

2015-06-04 第189回国会 衆議院 憲法審査会 第3号

それは、大日本帝国憲法のまさに基本原理と言われる天皇主権原理、これもドイツ君主制原理日本に導入して、天皇主権というふうに、その当時の日本の学界、それから政治世界では呼んでいたものでございますが、これは変えられない、明治憲法改正手続を経ても変えられない、そういう考え方がとられておりました。  以上です。

長谷部恭男

2015-03-04 第189回国会 参議院 憲法審査会 第2号

だから、共和制君主制に戻すだけじゃなくて、つまり、そういう意味でいえば、なぜそうなったかといったら、フランス憲法近代立憲主義市民革命の後できるわけですよ。それまでの中世立憲主義のあれでいえば、王様がまだいた時代や何かのものとは違って、近代立憲主義は、基本的に一旦、朕は国家であるというものの首を切って、その後、抽象的な人民ないし国民というものが主権の担い手であると。

水島朝穂

2015-03-04 第189回国会 参議院 憲法審査会 第2号

それから、フランス憲法の八十九条五項には、共和制は変えられない、君主制に戻せないということ。イタリア憲法の百三十九条も、共和政体はこれは触れない。  だから、憲法改正は何でもできるし、自分の思いや国柄や自分思想や、そのときの国民のわっと盛り上がったムードで憲法に書き込むことは、実はそれぞれの憲法は慎重に避けている。避けているどころか、むしろ禁止しようとすることが普通である。

水島朝穂

2014-02-26 第186回国会 参議院 憲法審査会 第1号

一七八九年のフランス革命は、絶対君主制、アンシャンレジームに対して第三身分、平民が自由、平等、博愛を理念として掲げた戦いでした。  枚挙にいとまはありませんが、人類の歴史において自由や平等の妨げとなったのは国家権力でした。だからこそ、憲法というルールが生まれ、憲法によって国家権力は制限されています。このように、国家権力憲法によって制限されることを立憲主義あるいは法の支配と言います。  

前川清成

2014-02-20 第186回国会 衆議院 予算委員会 第12号

しかし、歴史的に見れば、絶対君主制のもとで、圧制から民衆を解放するために民衆が立ち上がって、例えば清教徒革命やまたフランス革命などを通じて、民衆が蜂起して、自由と民主主義、そして基本的人権をかち取った、それを擁護する形で、国が憲法を定めて国民権利を擁護するということが常識となっています。  そういう面で、現代国家においては、憲法権力を縛るものであるというのが常識的となっております。

村上史好

2013-12-03 第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第12号

強いて言えば、今の、現在の座標軸の上で、時間軸の上で振り返ってみて、じゃ、今後、我々の、立憲君主制といいましょうか、こういう皇室なんという存在をどう考えるべきかということについては幾ばくかの参考になるかもしれませんけれども、それ以上、以下でもないと、こう思っております。  私は以上です。

瀬谷俊雄

2013-05-09 第183回国会 衆議院 憲法審査会 第8号

そしてまた、権力者を縛るというときの権力者は、どうも絶対君主制であったり独裁主義といったものをイメージに持たれながら議論する方も多いようにも感じるわけでございますけれども、今の日本は、完全に民主的な手続によって選ばれた総理大臣が、内閣権力を掌握しているわけでございます。こうした国にとっての権力者を縛るということは、主権者権利を縛ることとも同義であるということも改めて考えなければならない。  

大塚拓

2013-05-09 第183回国会 衆議院 憲法審査会 第8号

例えば、序編というのはどういうことかというと、この資料ですと国の基本原則という部分ですが、スペイン国が、法治国家主権在民議会君主制の国であること、国家としての統一や自治権の保障がなされている国であること、あるいは公用語とか国旗とか首都に関する規定などは、ここで言う国の基本原則に当たる条項だ、そういう形で規定されているわけでありますし、一編二章というのは、これは国民権利、自由に関する条項だということになります

橘幸信

2012-05-24 第180回国会 衆議院 憲法審査会 第5号

君主制をとっている、例えばイギリスやスペイン、こういった国においては、国家元首ではあるけれども政治的権限を有しないし、国家元首であるけれども、世襲制ではない大統領ではあるけれども政治的な権限を有しない、例えばドイツイタリア、こういったところの大統領のケースもあるでしょうし、フランス韓国のように大統領政治的な権限を持つ国もあるでしょうし、もっと言うと、首相が存在しない国、アメリカとかラテンアメリカ

緒方林太郎

2011-12-07 第179回国会 参議院 憲法審査会 第3号

しかし、諸外国では日本立憲君主制であると思っていると私は理解しております。この際、我が国は立憲君主国制であって、国家元首天皇であるという趣旨を明記すべきだと思っております。  現憲法規定におきましても、天皇の地位は、第一条で主権の存する日本国民の総意に基づくとあり、第二条では皇位世襲のものとあります。

藤井孝男

2010-03-25 第174回国会 参議院 財政金融委員会 第7号

明治憲法君主制ですから、つまり主権者天皇であって、その中の機能を分けているんです。ですから、この今読まれたところでも三権というときに、国民主権という意味の権と、いわゆる司法、立法、行政というのはここには、芦部さんの今読まれたところには区別と書いてあるでしょう。三つの機能としての区別。つまり、警察官はピストルを持てます。しかし普通の税務署員は持てません。

菅直人

2007-04-12 第166回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第5号

その上で、当然のことながら、憲法改正を要する問題等については、多分ふさわしい問題が含まれるだろうと思いますし、少なくとも現時点での我々の議論としては、例えば統治機構に関する問題としては、もし将来、皇位継承順位について変更するような必要性国民の多数の意見になった場合において、これは、日本はたまたま皇室典範法律形式になっていますが、多くの君主制の国では皇位継承順位王位継承順位というのは実は憲法典

枝野幸男

2007-04-10 第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号

私、こういうこと好きなものですからちょっとお伺いしますが、政体立憲君主制だと、これは、ああそうかなと、それはそうなんだと、コモンウェルスの一員だと。面積は日本の二十倍、人口は五分の一以下、二千万。かつては白人国家だということで白豪主義を取っていたということもありますが、しかし、アジア太平洋に位置する西洋国家だと。

高野博師

2006-11-30 第165回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会日本国憲法の改正手続に関する法律案等審査小委員会 第4号

それから海外調査でも、オーストリアでは、その議論が出た折に、全面改正というような、いわゆる改正限界につながるような質問が出たわけですけれども、そんなことを考えられるのは民主制君主制に戻すとか、地方分権中央集権に戻すとか、何かそういうときしか考えられないよねということで、やはり改正限界というのは非常に意識されていたと思うんです。  

辻元清美

2006-11-14 第165回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第11号

今であれば民主主義に対する愛情というものもあるし、かつて、モンテスキューという思想家が三権分立論を立てたわけでありますが、言ったせりふで、それぞれの政体において最も大事なものは、それが君主制であろうと民主制であろうと何であろうと、そこの国民というんですか、これがその政体に対して持つ愛情が強いかどうか、思い入れがあるかどうかによってその政治意味のある、非常に効率的というか、うまく運営されるかどうかのけじめというか

松原仁